堤 一直(つつみ かずなお、TSUTSUMI, Kazunao)
1980年、日本東京都生まれ
2003年、上智大学法学部法律学科卒
2008年、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士前期課程修了
2012年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻博士後期課程研究指導終了退学
2016年、上記大学院博士号取得
以降、日本及び韓国の大学で講師を歴任。
2024年1月~堤国際法務事務所・行政書士
現在、翻訳家(韓国語、中国語、英語の日本語訳)。及び韓国・慶熙大学校アジア太平洋研究センター日本学研究所首席研究員、一般財団法人アジア・ユーラシア総合研究所客員研究員兼事務局運営委員、アジア・インスティチュート客員研究員として活動中。
専門と業績:
専門は東アジア地域研究、在日外国人の現地適応等。主な翻訳として下記。
・近藤敦・塩原良和・鈴木江理子編著『非正規滞在者と在留特別許可―移住者たちの過去・現在・未来―』日本評論社、2010年の35-51頁のテッサ・モーリス-スズキ著「戦後期における在留特別許可制度をめぐって」を翻訳
・許南整(堤一直訳)『混迷する日韓関係を打開せよ! 今こそ、朴泰俊に学ぼう。朴泰俊が答えだ』桜美林大学北東アジア総合研究所、2016年。
・卜鉅一(堤一直訳)『日本植民地時代の朝鮮経済―数値・証言が語る―』桜美林大学北東アジア総合研究所、2016年。
その他著書や論文あり。
抱負:
コロナ禍を経て、そしてウクライナやパレスチナでの戦争を目の当たりにしている今、人間にとって何が必要かと度々考えます。国や民族それぞれの価値観が尊重されること、そして社会で人と人との絆が回復されることが必要ではないのか…それが私の思いです。
そのような世が来ることを祈りつつ、翻訳や執筆等を通じ微力ながら研究所に貢献して参りたいです。どうぞよろしくお願いいたします。