平川 均・INAF理事長、運営委員

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略歴:
1948年愛知県生まれ。
1980年明治大学大学院博士課程単位取得退学。
1996年京都大学博士(経済学)。
長崎県立大学などを経て2000年より名古屋大学大学院経済学研究科教授、13年名誉教授。
同年より国士舘大学21世紀アジア学部教授。
19年より国士舘大学客員教授、
19年-20年中国・浙江越秀外国語学院特任教授。

最近の著書に『一帯一路の政治経済学』(共編著)文真堂、2019年9月、Innovative ICT Industrial Architecture in East Asia, (Co-editor) Springer, 2017 などがある。

専門と業績:

アジア経済、世界経済

最近の著書に『一帯一路の政治経済学』(共編著)文真堂、2019年9月、Innovative ICT Industrial Architecture in East Asia, (Co-editor) Springer, 2017、トランプ政権の「米国第一」と国際関係、『季刊・現代の理論』No.25, 2021年2月(http://gendainoriron.jp/vol.25/feature/hirakawa.php)、米中貿易戦争及びCOVID-19危機がアジア経済に与える影響―アジア経済と中国の対外政策に注目して―、『21世紀アジア学研究』(国士舘大学21世紀アジア学会)、第19号、2021年3月などがある。

抱負:

米中貿易戦争、新型コロナ感染症パンデミックを経て、国際政治経済の領域では「新冷戦」といわれるまでに緊張感が高まっています。世界経済の構造が大きく変わる中で、国家間で互いに不信感が募っています。しかも地球環境問題に見られるように、自然と人の関係も緊張感をはらみ、大きな転換点にあります。歴史は全く同じとは言えませんが繰り返す面があります。そして、1世紀前の出来事は人が引き起こしたものです。同じ轍は避けねばなりません。改めて国境を越えた相互の信頼を醸成し、それぞれの国や民族、宗教の枠を超えて助け合うことが求められているように思います。本研究所がその役割を果たすことを心より期待しています。