窪田 新一 理事
(くぼた しんいち、Kubota Shinichi)
略歴
1954年石川県生まれ。
1979年東京外国語大学モンゴル語学科卒業
1987年大正大学大学院文学研究科史学専攻博士課程単位取得退学(文学修士)
中国内モンゴル大学客員教授などを経て、1988年より笹川平和財団でアドバイザーなど。
2005年より現在まで、公益社団法人日本モンゴル協会理事長。2011年より、大正大学文学部歴史学科特命教授、教授(2020年定年退職)
専門と業績
モンゴル史(経済発展史)
最近の著書『モンゴルはどこへ行くー現代モンゴル事情―』(編集・著)、論創社、2022年
『モンゴル仏教史研究(五)』(監修・著)、ノンブル社2020年 ほかに『モンゴル仏教史研究(一)~(四)』(監修・著)、ノンブル社2002年~2015年 共著に『世界地理講座2-東北アジア-』朝倉書店、「9-2 日本の対モンゴル支援」2009年 『台頭中国の対外関係』(共著)「第3章台頭中国とモンゴル」、御茶ノ水書房、2009年など。“Ethnic Chinese”(共著)The Japan Times, 2000.『変革下のモンゴル国経済』(共著)第5章商業部門における経済政策、アジア経済研究所研究双書 №438 、1993年 最近の論文に「モンゴルの農地開拓アレルギー」『日本とモンゴル』№140,2020年3月
抱負:
中国内モンゴル大学での経験をもとに、笹川平和財団で中国担当をやりつつ、冷戦後のモンゴル支援をJICA,外務省などの手先をしながらこの30年を過ごしてきました。出身の石川県の東北亜未来構想研究所のお手伝いができるというので大変喜んでおります。2022年は、日本とモンゴルが外交関係を樹立して50年の節目の年です。両国ともに、その外交政策に求められものが大きくなっている時期の政策論に、歴史研究者の立場から一石を投ずることができればと考えております。