横田 将志(Masashi YOKOTA)
八戸学院大学 准教授
略歴:
横浜市出身。横浜高校卒業後、日本大学で学ぶ。日本大学大学院法学研究科政治学専攻博士後期課程修了。博士(政治学)。タイ国チェンマイ大学大メコン圏(GMS)研究センター客員研究員、日本大学法学部助教、東京都市大学環境学部非常勤講師などを経て、現在は八戸学院大学地域経営学部准教授。担当科目は国際関係論や政治学など。タイ国メージョー大学では特別講義も実施。所属学会は北東アジア学会、日本国際政治学会、日本政治学会、日本臨床政治学会。社会貢献活動の一環として、八戸市協働のまちづくり推進委員会副委員長や三戸地区環境整備事務組合用地選定委員会委員等を務める。2020年からは青森県在住。
専門と業績:
専門は国際関係論と地域研究。東アジアにおける地域主義・地域協力・地域統合、東アジアのサブリージョンにおける環境協力、およびメコン地域における水資源ガバナンスが主な研究テーマ。近年は東南アジアにおける地域主義・地域協力の展開が北東アジアに及ぼす影響に関心。国際レジーム論やグローバル・ガバナンス論といった国際政治理論も研究。主な研究業績には「竹島・独島から見る日本と韓国の現在」(『法学紀要』第58巻、2017年、233-244頁、単著)、『東南アジアのサブリージョンにおける環境協力』(博士論文、日本大学、2019年、単著)、From Mekong Commons to Mekong Community (Routledge, 2019, co-author)、「地域形成に関するサブリージョンからミクロリージョンへのクロスレベル効果」(『八戸学院大学紀要』第68号、2024年、31-46頁、単著)がある。
抱負:
不惑の四十を目前にINAF理事就任の話を頂き、なぜ東アジアの地域主義や地域協力について研究してきたのか問い直してみました。すると、「北東アジアを平和と友愛の地域にしたい」という学生時代に抱いた青いとも感じられる希望に至りました。その青い実を成熟させ、希望の果実を享受できるようINAFのフィールドでも汗水を流してまいりたいと考えています。